アスベストの処理方法
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アスベストの処理方法

吹付けアスベスト等の飛散防止処理方法には、除去、封じ込め、囲い込みの3つの処理方法があります。
基本的には、除去することが望ましいが、吹付けアスベスト等の層の状態、工事費、工事期間などにより処理方法を検討することになります。

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また、アスベストが使用されている建築物、および工作物の解体工事や撤去工事等を行う場合には、関係法令に基づく届出、および作業手順の遵守などが必要になります。

除去

除去とは、吹付けアスベスト等をすべて除去して、ほかの非アスベスト建材に置き換える方法です。吹付けアスベスト等からの発じん防止の方法として効果的であります。
損傷や劣化の程度の高いもの(脱落、繊維の垂れ下がりが多いもの、吹付け層が浮き上がっているものなど)、振動や漏水により飛散しやすい状態のものは、完全に除去することが必要になります。

封じ込め

封じ込めとは、下記の処理により吹付けアスベスト等からの発じんを防止する方法です。
● 吹付けアスベスト等の表面に固化剤を吹付けて、塗膜を形成する。
 ・・・塗膜性封じ込め処理(表面固化型)
● 吹付けアスベスト等の内部に固化剤を浸透させ、アスベスト繊維の結合力を強化する。
 ・・・浸透性封じ込め処理(浸透固化型)

囲い込み

囲い込みとは、アスベストが吹付けられている天井、壁などを非アスベスト建材で覆い隠して、アスベスト粉じんを室内などに発散させないようにする方法です。
隙間を完全になくし、粉じんがどこからも飛散しないようにする施工が必要になります。

除去費用

吹付アスベストのおおよその除去費用は、社団法人建築業協会が調査結果を公表しています。
● 処理面積300u以下の場合     ・・・20千円/u 〜 85千円/u
● 処理面積300u〜1,000uの場合・・・15千円/u 〜 45千円/u
● 処理面積1,000u以上の場合   ・・・10千円/u 〜 30千円/u
2007年(平成19年)1月から12月の1年間の施工実績データより算出されています。

上記の除去費用は、2008年(平成20年)4月の調査結果であるため、現時点の費用とは異なります。
参考資料

維持保全

吹付けアスベスト等の施工状態が良好で、層に何の変化もなく、人や物との接触がない場合は、現状の維持保全に努めることになります。
また、定期的に点検を実施し、ときには、施工場所における空気中のアスベスト濃度を測定し、アスベストの飛散の有無を確認することが望ましいです。



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