アスベストの基礎知識、含有製品、調査分析、除去処理対策の解説と法令、全国のアスベストサイト、各種解説集へのリンク集

吹付けアスベストとは、アスベストにセメントなどの結合材と水を混合し、吹付け機で吹付けたものです。

耐火、断熱、吸音などの目的で使用されました。

1956年（昭和31年）から1975年（昭和50年）まで使用され、アスベスト含有率は、60～70%です。

1975年（昭和50年）に、アスベスト含有率が5％を超える吹付け材の使用が、原則禁止になりました。
しかし、禁止されなかったアスベスト含有率5％以下の吹付け材は、吹付けロックウールとして、その後も使用され続けました。

 ※ 使用写真は、国土交通省の 目で見るアスベスト建材（第2版） より引用

吹付けアスベスト（吹付け石綿）使用例 （目で見るアスベスト建材（第2版） より引用）

鉄骨などへの耐火被覆、天井・壁などへの吸音や断熱材として、以下のような箇所に使用されています。

国土交通省・経済産業省が情報提供する商品名は下記となります。

各商品の型番・品番、メーカー名、製造期間、詳細情報は、下記サイトを参照して下さい。

上記以外の商品名は下記となります。

各商品の製造期間などの詳細情報は、下記資料の9ページ目を参照して下さい。

※ 旧 (社)日本石綿協会は、2012年に一般社団法人 JATI協会に移行しました。