吹付けバーミキュライト(ひる石吹付け)

吹付けバーミキュライト(ひる石吹付け)

基礎知識、使用箇所、識別方法、商品名の解説など

吹付けバーミキュライト(ひる石吹付け)

天井 天井近景

アスベスト含有の吹付けバーミキュライト(ひる石吹付け)とは、バーミキュライト(ひる石)をアスベストと混合し、吹付け機で吹付けたものです。

吹付け材は固化しているため、針を刺しても貫通しません。 
断熱性、吸音性に優れています。
表面は平坦ではなく、骨材と骨材の間に小さなすき間が見受けられ、少し力を入れてさわると弾力が感じられる場合があります。

アスベスト含有の吹付けバーミキュライト(ひる石)は、1988年(昭和63年)に製造終了しました。なお、現在製造されているバーミキュライト(ひる石)には、アスベストは含まれていません。





 ※ 使用写真は、国土交通省の 目で見るアスベスト建材(第2版) より引用

使用箇所

目視調査による識別方法

  • 表面に粒状の凸凹が見られます。
  • 黄金色で、光沢がある雲母状の鉱物が確認できる場合があります。

商品名

国土交通省・経済産業省が情報提供する商品名は下記となります。

  • ウォールコートM折板用
  • ミクライト

各商品の型番・品番、メーカー名、製造期間、詳細情報は、下記サイトを参照して下さい。



上記以外の商品名は下記となります。

  • ゾノライト吸音プラスター
  • モノコート
  • パーミックスAP
  • バーミライト

各商品の製造期間などの詳細情報は、下記資料の10ページ目を参照して下さい。

※ 旧 (社)日本石綿協会は、2012年に一般社団法人 JATI協会に移行しました。

関連資料

 
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